RL360°(ロイヤルロンドン)の評判は?運用実績や解約方法は?詐欺なの?

最近相談が多い海外積立保険(積立投資)ですが、その中でも一番多く相談が来る商品がRL360°(アールエルサンロクマル)のクワンタム(Quantum)です。
会社の旧名称はロイヤルロンドンです。世間ではロイヤルロンドンという名称が浸透していますので正式な商品名ではありませんが、RL360°(ロイヤルロンドン)と記載します。

海外積立保険については
海外積立保険に投資して資産づくり!リスクヘッジの方法もご紹介!
にて記載していますのでご覧ください。

今回はRL360°(ロイヤルロンドン)にスポットを当てて解説していきます。

RL360°(ロイヤルロンドン)とは?

イギリスのマン島に本社を置く保険会社です。
親会社であるロイヤルロンドンは1861年設立の世界有数の歴史がある保険会社ですね。
そのグループ会社にRL360°があります。

公式HPはコチラ

会社概要

会社名 ロイヤルロンドン360(Royal London 360 Insurance Company Limited)
※ロイヤルロンドングループの相互保険会社
本店 マン島
設立 1861年(ロイヤルロンドン)
拠点 マン島/レバノン/ドバイ/香港
格付け S&P(A-)Moody’s(A2)
預かり資産 約36兆円
※グループ全体で

保険会社としては大手で歴史もありしっかりしています。格付けも申し分ないですね。
格付けは、Standard&Poor’sがAA-、Moody’sがA2(共に2番目に高い評価)となっています。

国際的な生命保険会社として最高の評価と言えますね!

商品内容

ロイヤルロンドンの代表的な商品であるQuantum(クアンタム)について説明をします。
Quantumは、定期積立を行いながら、180種以上の厳選されたファンドで効率よく運用し、ゆっくり資産形成をしていく商品です。

毎月300ドルからクレジットカードで保険支払いが可能なので、めんどくさがり屋の日本人に合った商品と言えます。

年齢制限 18歳以上~65歳以下
申し込み形態 単独名義 / 共同名義
※申込人/被保険者は最大2名の指定可能
積立期間 5~30年
※被保険者が71歳の誕生日を迎えるまで
積立通貨 USD/HKD/GBP/EUR/CHF/JPY/AUD
積立頻度 1ヵ月毎/3ヵ月毎/半年毎/1年毎
最低積立金額 300米ドル(300ユーロ・8,000豪ドル・2,500香港ドル・25,000円)
※積立期間が10年未満の場合は2倍の金額
申込み場所 香港(日本からの郵送可)
支払い方法 クレジットカード(VISA・Master)/銀行口座
ファンドタイプ ダイレクトファンド(34社約180種類以上)
※一度に最大10のファンド選択が可能
保険機能 あり(101タイプ)
※被保険者の死亡時は時価総額の101%が支払われる
初期積立期間 18ヶ月:18年契約以下
19ヶ月:19年契約
20ヶ月:20年契約
21ヶ月:21年契約
22ヶ月:22年契約
23ヶ月:23年契約
24ヶ月:24年契約以上
最低口座維持金額 7,500米ドル以上
取り崩し
※一括取崩しの他、定期取り崩し(月毎、3か月毎、半年毎、1年毎)の設定が可能

日本の積立保険とは条件や内容がかなり異なります。

手数料

初期手数料 初期口座時価総額の0.5%/月(年間6%)
※満期まで
プラン費用 7.5米ドル/月(休止中は11.25米ドル/月)
管理費 口座時価総額に対し0.125%/月(年間1.5%)
スイッチング手数料 なし
スプレッド差手数料 なし
一括払い分手数料 追加資金の7%
運用委託費 IFAによって異なる
クレジットカード手数料 なし

手数料を計算してみると、その額はかなり大きくなりますよね!
初期口座は年間6%の初期手数料と年間1.5%の管理費がかかります。
年利7.5%以上ないと口座の資金は減っていく一方ですね。

解約手数料


残年数(年)
解約手数料率(%)
残年数(年)
解約手数料率(%)
30 91.5 15 71.5
29 91.0 14 69.0
28 90.5 13 66.0
27 89.5 12 63.0
26 88.5 11 60.0
25 87.5 10 56.5
24 86.5 9 52.5
23 85.5 8 48.5
22 84.0 7 44.0
21 82.5 6 39.5
20 81.0 5 34.0
19 79.5 4 28.5
18 77.5 3 22.0
17 75.5 2 15.5
16 73.5 1 8.00

※初期口座期間中に解約の場合、解約手数料は100%
※早期解約手数料は、残年数に応じた上記手数料率が初期口座の時価総額に対して発生

初期口座期間中は解約手数料が100%なので解約したとしてもお金はまったく返ってきません。
また毎月5万円の積立で25年契約をして5年経過した状態で解約したとすると。。。

残年数:20年
解約手数料率:79.5%
初期口座:5万円×24ヶ月=120万円
貯蓄口座:5万円×36ヶ月=180万円
解約手数料:120万円(初期口座)×79.5%%=954,000円
返金額:180万円+約25万円=205万円

ここに手数料を加味すると200万円を切る可能性もあります。
300万円投資して200万円。。。またIFAの成績がイマイチだと。。。
考えたくもない状態になることも考えられます。

RL360°(ロイヤルロンドン)の評判は?

管理人も実際に契約していましたし、業者とも付き合いがありますがネットや紹介者(ブローカー)の情報と実際の情報ではかなり差があるように感じています。

契約してしまうとあとはクレジットでの自動決済なので特に手間などはありません。
積立金額変更や住所変更等はIFAに連絡すれば可能なのでそこも問題ありません。
※IFAによっては日本語対応していないとか、IFAの紹介者(ブローカー)に対応してもらうこともあるので注意は必要

しかしながらあなたが一番気になる評判ってズバリ利回りですよね笑!

この利回りこそ圧倒的に間違った情報のオンパレードなんです!

上のようなひたすら右肩上がりの表を見た方も多いのではないでしょうか?
毎月10万円の積立を25年すると積み立てた3000万円がなんと1.3億円になるという内容です。
これは最高値で最低でも利回り7%では回るので6000万円以上にはなる!つまりは倍になると言われて契約した人も多いと思います。

運用利回りがプラスの年もあればマイナスの年もあります。実際には満期で計算すると利回り3~5%に落ち着くことがほとんどです。
ということは初期口座のお金は手数料負けしてなくなりますね。

しかしクレジット決済で外貨や海外に資産を持つことができるのはメリットがあります。
海外に持てる資産形成としては成功です。もちろん利回りが0%どころではなくマイナスの場合は問題なのでIFAの変更をしたほうがいいでしょう。

RL360°(ロイヤルロンドン)は詐欺なのか?

まず結論から言うと詐欺ではありません。
RL360°(ロイヤルロンドン)は信頼できる会社(The Royal London Mutual Insurance Society Limited)のグループ企業です。

RL360°(ロイヤルロンドン)が籍を置くマン島は、万が一マン島に籍を置く会社が倒産しても、英国政府がその時価の最大90%までを保障してくれるという場所です(マン島投資家保護制度)。
マン島に籍を置くことはコンプライアンスや財務体質、CSRを厳しく審査し、安全で優良な企業にしか登記を認めません。
マン島にはAIGやアクサなど世界屈指の19の保険会社が登記していて 1991年にこの法律が施行されてから 19社のうち一社も倒産したことはありません(統合や合併で数が前後することはあります)。

会社としてはとっても信頼できることがわかりましたね。

ではなぜ世の中で詐欺と言われてしまうのでしょうか?
火のないところに煙は立たないということわざがあるように理由はあるのです。

RL360°(ロイヤルロンドン)のIFA(紹介者)の言うことを鵜呑みにしない

詐欺と言われる理由は大きく2つあります。

①保険業法で認可されていない商品
 ⇒金融庁が日本では保険として認めてない
②紹介者が無責任な説明をしている
 ⇒売るために強引な勧誘をしている

①については
海外積立保険に投資して資産づくり!リスクヘッジの方法もご紹介!
にて詳細を記載していますのでご覧ください。

犯罪ではないのですが完全に国が認めている商品ではないので詐欺と言われるんですね。

それよりも問題なのは②なんです!
IFA※に紐づく紹介者(ブローカー)が間違った情報を伝えているという事実です。
※IFAとは、金融紹介仲介業のことで「Independent Financial Advisor」の略で、直訳すれば「独立した財務の相談相手」となります。特定の証券会社に属さず、独立・中立的な立場からお客さまに資産運用のアドバイスをおこなう金融のプロフェッショナルです。RL360°(ロイヤルロンドン)のファンド商品を使って実際にあなたの資産を運用している会社のことです。

そもそも紹介者自身がRL360°(ロイヤルロンドン)などの海外積立保険について理解度が低いです。まぁ詳しい人は紹介者などしないですよね。強引な勧誘しなくてもお客様は来ますからね。

理解度が低いにもかかわらず
・絶対儲かるから大丈夫
・早く初めないと損するよ
・25年以上で契約したほうが得だよ
・利回り10%以上は出るよ
・初期口座終わったらいつでも停止していいから
・ボーナスつくから500ドル以上で契約して2年したら減額すればいいし
・5年積み立てたらあとは勝手に増えるから停止すればいい

このようなことを言われたら間違いなく悪徳紹介者(ブローカー)と判断できます。

また勧誘方法が
・1億円資産形成セミナー
・あなたが知らないお金の話セミナー
・海外の富豪の話セミナー
・金持ち父さん貧乏父さんセミナー
・キャッシュフローゲーム
・投資コミュニティ

のような名称のセミナーや会からその後に個別面談に誘導される場合も間違いなく悪徳紹介者(ブローカー)と判断できます。

当たり前ですが良い商品(IFA)を紹介していればセミナーすることもなく口コミで人が集まりますからね。
顧客のことを考えずに無責任に自分の紹介料(コミッション)目当てで行動していると言えます。
25年間のことなんて誰にもわからないですし、停止したり減額したらドルコスト平均法の意味がなくなります。
わたしなら契約期間は10年~20年の間で行います。25年間は長すぎです。

怖いのが上のようなセミナーに勧誘している人が理解度が低いために本気で1億円形成できると思っていることです。
勧誘しているリーダーを盲信している状態なので何を言っても話を聞いてくれません。
元々MLM(ネットワークビジネス)をされていた方がリーダーになるケースが多いですね。
MLMを否定はしませんが強引な勧誘方法には疑問を覚えます。
だから詐欺と言われたりするんでしょうね。。。

詳細は合わせてコチラの記事もご覧ください。
海外積立保険(オフショア投資)を失敗しないため‼︎リスクをまとめてみた

RL360°(ロイヤルロンドン)の運用実績、メリット・デメリット、向いてる人は?

ロイヤルロンドンの運用実績は?

ロイヤルロンドンの運用実績(利回り実績)はIFAによって異なるため一概には言えません。
正直マイナス運用のところもあればプラスもあります。

考え方としては合法的に海外に資金を移動していることだけ考えたら気分的に落ち着くと思います。
決して利回り10%以上で回るとかは考えないほうが良いでしょう。

RL360°(ロイヤルロンドン)のメリットは?

・日本の税法上、納税は解約と満期時のみなので、毎年納税しなくて良い
・月々3万円程度の少額から積立ができる
・クレジットカードが使用で、海外の銀行口座がなくてもよい
・1口1000万円もする高額ファンドも小口に分けられているので投資ができる
・投資の専門家が運用するので、投資の知識を必要としない
・ダイレクトファンドである
・18歳以上の方を共同名義人として申込みができる

RL360°(ロイヤルロンドン)のデメリットは?

・早期解約は解約手数料が高く積立金の大半が戻らない
・IFAへの成功報酬が高い(日本の投資信託の3倍以上)
・積立期間が長いのである程度の忍耐が必要
・初期口座期間中(18ヶ月~24ヶ月)は積立が必須
・短期的な運用益を求める人には向かない
・運用実績はプラスになると限らない(マイナスリスクあり)
・IFAによる運用結果のばらつきが多い

管理人が考えるにRL360°(ロイヤルロンドン)が向いている人は
・投資情報弱者ではない
・リスクを許容できる
・海外に資産を持ちたい
・目先の利益にとらわれなし
・長期的な資産形成がしたい

上記にあてはまる人が向いていると思います。

長期スパンで見てクレジット決済で海外に資産を移動できて、年利3~5%(0%でも良い)で資産形成できると考えればメリットは十分あります。

損するのは嫌だ!美味しい思いだけしたい!という人には絶対に向いていないですね。

RL360°(ロイヤルロンドン)の解約方法、タイミングは?

今までのことからRL360°(ロイヤルロンドン)は契約期間満了まで積み立てないと意味がないことがわかりますよね。

・運用利回りは毎年変わる(プラスもマイナスもある)
・早期解約だと大幅な元本割れ
・ドルコスト平均法を生かすには停止や減額はご法度
このように満期まで行うことが絶対のRL360°(ロイヤルロンドン)なのですが。。。

実態はほとんどの方が途中で運用を停止しているか、クレジットカードを解約して放置している状態です。
RL360°(ロイヤルロンドン)やIFAから送られてくる書類も英語がほとんどのため見ることも諦めている人が多いです。

はっきりと言います。

満期まで積み立てることができない(自信がない)のであれば即刻解約すべきです!

解約方法はIFA(紹介者)に手続きをお願いします。IFAが用意した書類にサインをして送付すれば完了します。
とっても簡単なのですが。。。
・契約した業者(紹介者)と連絡が取れなくなった
・誰と契約したか覚えていない
・契約時の書類が手元にない

上記のようなケースもあるのでお気をつけください。
IFAがわかればなんとかなるケースがほとんどです。自宅に眠っている資料やメールを探してください!

また運用成績が悪いときはIFAの変更も可能です。
満期まで積み立てる意思がある場合はIFAの変更も視野に入れてください。
変更先のIFAを見つけたら変更手続きをお願いすれば移管してくれます。
元の運用をお願いしていたIFAに連絡する必要はありません。

RL360°(ロイヤルロンドン)まとめ

RL360°(ロイヤルロンドン)を含めた海外積立保険は余剰資金の範囲で海外に(外貨で)資産を形成したい人には有効な手段の一つです。
しかし、なけなしのお金を増えるという安易な考えで投資してはいけません。

仕組みや内容を理解せずに、IFAや紹介者に丸投げではそれは投資ではなく投棄(ギャンブル)と一緒です。
ハイリスクハイリターン商品となります。

投資情報弱者にはならないように知識を深めましょう!

投資は知識や情報次第で良くも悪くもなります。
せっかくなら良い方向に持っていきたいですね。

(ネットで稼ぐ+節約)×投資=5億円TOP

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